部下を抱え、仕事をしている方の中には「いつも部下に負担をかけているなぁ」と感じている方もいると思います。こういった方は、「部下のメンタルヘルスが心配だな」と感じている方もいるでしょう。一生懸命頑張ってくれているのに、メンタルヘルスが不調となってしまえば、仕事にも支障が出てしまいますし、何よりも部下に辛い思いを与えてしまうことになります。

では、周りのメンタルヘルス不調に気づくためにはどういったことを心がけると良いのかご紹介しましょう。まず、部下がいる場合には「出来るだけコミュニケーションを取ろう」と考えている方も多いと思います。そのため、話をする機会を増やしている方も多いでしょう。しかし、この時にどういった会話をするかが大切です。例えば、プライバシーに関わる様な事を聞いてしまえば、部下にとってはストレスとなってしまうこともあります。もちろん、信頼関係があってさまざまな話を聞くのは良いでしょう。会話をする際には、話す環境、内容に気を付ける必要があります。

また、会話を楽しむ際には出来るだけ就業時間内に行うことも大切。帰宅しようとしている部下に話しかけるのは、部下にとっては負担になってしまいます。「お酒の席の方が、色々話せるだろう」と思っている方も多いと思いますが、話をする際にはお酒は必要ありません。特に、相談などを受ける際には何らかの治療で薬などを服用している方もいるでしょうから、こういったことも考えお酒を抜きにして会話をするようにしましょう。

このように、部下がいる方は周りのヘルスメンタルにも気を付ける必要があります。仕事中、「いつもの様子と違うなぁ」と感じた時には、悩みやストレスを抱えていないか話しかけてみることも大切となるでしょう。